
野球肘(野球関係者は必読)
最近、野球肘が増えています。
野球肘はあまり痛みを感じないので、気づいた時には手遅れだったり、、、。
下の写真のポイントを押さえて痛みがあると野球肘の初期症状です。
右肘の内側の少し出っ張った骨付近です。

押さえて痛みがあるだけだと初期症状ですが、放っておいたりそのまま投げ続けると悪化する恐れがありますのでご注意を!
初期の段階でしっかり治療を行い、投球フォームを修正するとすぐ落ち着きます。
問題は外側の野球肘です。
これがかなり厄介なやつで、患部の状態が悪化してからじゃないとほとんどの場合、痛みを感じません。
下の写真のポイントあたりが痛いと非常に危険です。

肘は普通に曲げ伸ばしができます。ただ専門家が診ると少し伸びにくかったり、曲がりにくかったりします。
少し筋が傷んでいるだけであれば大丈夫ですが、関節の内部が傷んでいると長期離脱になります。野球肘はレントゲンではわかりにくいのでエコーを使います。
エコーで見てみましょう!
痛くも痒くもありませんし、超音波なので、被爆の心配もありません。

左側の丸の中は傷ついています。右が正常です。
内部がこんなことになっているとアウトです。。。

子どもの「痛い」は本当にわかりにくいため、エコーで見てみるとすぐその場でわかります。
よくあるのが、しばらく痛い痛いと訴えているがボールはある程度投げれているので、勝手に大丈夫と判断してしまい、投げられなくなってから受診するケースです。
一度、お子さんの肘の状態をチェックしてみてください!!!