
野球肘
こんにちは!
夏の甲子園も花咲徳栄高校の圧倒的な打撃力で終わりましたね!
いつか阿部接骨院から甲子園ボーイやアスリートが現れることを夢みています(^^)/
最近、野球の子がよくこられるので野球肘について書きます。
野球肘の子が来るたびに(身体を痛めている患者さますべてですが)事前に防げなかったのかなと思います。
つい先日、野球肘の子が来られました。
レントゲンでは異常なし。とりあえず、しばらく運動禁止。と診断され、症状が変わらないので当院を受診されました。
肘を見ると少し腫れていて、曲がらないし伸びきらない状態です。
どこが痛い?と聞くと
肘の外側が痛いと言っていました。
すごく嫌な予感がしました。僕の中では、「あれ」が間違いなくあるだろうなと思っていたので、とりあえず、超音波検査です。

これが、野球っこが絶対になっていはいけない離断性骨軟骨炎です。
「レントゲンをとったはずなのに。」と親御さんが、、。
レントゲンでは見つけるのが困難な疾患なので、見逃されていました。
内側の野球肘はまだ良いのですが、外側の野球肘は発症してからでは手遅れなのです。
あまり痛くないので、症状が出始めた時には、患部は進行していることがほとんどです。
この子は半年から1年は野球ができないでしょう。
こういう子を一人でも防ぎたい。
定期検診というのがまだまだ広まっていないのが現状です。
悔しい。。