- 皓哉 阿部
テニス肘!
テニス肘について
上腕骨外側上顆炎(通称:テニス肘)
腕の筋肉の使いすぎにより筋の変性や微小な断裂が生じると運動痛や自発痛をきたします。
日常生活の中で発症する場合は30~50歳台の中年女性に多く、短撓側手根伸筋起始部の変性が原因であることがほとんどです。
テニスのバックハンドにより発症することが多いのでテニス肘と呼ばれていますが、臨床例では労働による発症が圧倒的に多いのです。
【症状】
手を使ったときに肘・前腕に生じる痛みが主症状である。
タオルを絞る、物を持ち上げる、掃き掃除をするなどの動作で痛みを訴えることが多い。
【整形外科的な治療】
患部の安静が原則である。
また、肘に負荷をかけないようテニス肘ベルトやサポーターも有用である。
当院では安静もサポーターもせず、運動を続けながらの治療を行います。
安静にしてしまうと筋力低下を起こします。さらにサポーターをつけると患部が圧迫されるため循環障害が起きます。この2つの事をすると非常に治りにくくなります。
81回の閲覧0件のコメント